2024年1月12日(金)UAゼンセン本部(東京都千代田区)にて「やさしい日本語研修会」を開催しました。
(講師:福田)
今回は、会場+ライブ配信(視聴のみ)のハイブリッド形式。
「やさしい日本語のコツを知り、やさしい言葉の引き出しを開ける」を目標に、
やさしい日本語の初歩からお話しました。
練習問題も多く取り入れましたが、会場のみなさん、初めてとは思えないほどスラスラと変換していきます。
やさしい日本語では、まず「やさしくない日本語」を発見することが重要ですが、
前半の簡単な講義を聞いただけで、それを的確に行っていました。
今回の「ご注文をお伺いします?」という問題一つにも、「食べるものは決まりましたか?」・
「何を食べますか?」・「何にしますか?」など、複数の解答が出てきます。どれも正解です。
私の解答例以外にも、いくつものやさしい日本語が誕生しました。やさしい言葉の引き出しを開けるという当初の目標は、
大いに達成されたと思います。
研修終了後、外国人の労働組合員の増加や外国人従業員とのコミュニケーション問題など、参加者の方々が
個々に切実な問題を抱えていることを伺いました。
やさしい日本語は決して万能なツールではありませんが、そうした問題の一助となることを願っています。
(記:福田)
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