11月28日 日曜日 大東市立生涯学習センターアクロスにて
「学習支援者のための『やさしい日本語』指導者養成講座」を担当しました。
昨年12月の「基礎編」に続き、今回は「実践編」
講師は代表の船見、後半の言い換え練習は、畑中、高橋、松村が担当しました。
対象は、日本語支援に興味のある方・地域の外国出身の住民とコミュニケーションしたい方。
当初、募集は定員30名でしたが、すぐに満員となり、定員を増員して
結局45名の参加となりました。
前半の1時間は、代表の船見が担当し、基本を説明。
アイスブレイクで学習者と会話を広げていく方法や、ハサミの法則を説明。
実際にボランティアで教えている方にわかりやすいように、
初級の場合、中級、上級の場合と学習者のレベルに合わせてやさしさを変えたり
そこから新しい語彙のインプットにつなげるなど、具体的な話に
みなさん熱心にメモをとって聞いておられました。
後半はグループに分かれて言い換えにチャレンジ。
「町内会」「案内・交通・安全」「コロナ関連・衛生」のテーマで
単語・単文・長文の言い換え。
今回は「接種済証」などタイムリーな言葉も。
「言葉を説明しようとするのではなく、何を伝えたいかを考えましょう」という
ヒントのもとに、みなさん大胆に言い換えていました。
全体を通して、メモをとったり活発に意見を交換したりと、みなさんとても熱心に
参加されていました。今日学んだことを、これからの日本語ボランティアに
ぜひ活かしていただきたいと思います。
(記 松村)